1996-08-31 Xian

西安へ

硬座で西安へ

硬座(インツォー)。この響きは中国バックパッカーにとって最低最悪の座席を示す。つまり生の中国を感じられるところなのだ。

硬座にて これからが大変だった

座席指定にもかかわらず、まるで戦争のように乗り込む中国人民に混じっておれとサノも列車内に乗り込む。拍子抜けしたことにそこはきれいな座席が整然と並んでいる。なんとかなるじゃん、二人は思った。

そんな思いは列車が北京を出てから1時間もたたないうちにかき消される。

誰もが食べたものをそこらへんに投げ捨てる。リンゴの皮、カップ面のあまったやつ、ビールの瓶、タン。たばこの煙となんだかわからない臭いの中、ほぼ直角の座席で眠れるわけがない。しかも訳の分からない音楽が流れ、電気もつきっぱなしだ。果たして十六時間もつんだろうか….

とりあえず、向かいの人達と話す。母親と息子、そのガールフレンドらしい。けっこう良さそうな家族で打ち解けて果物やガムを交換しあった。女の子はけっこう可愛い。中国のカップルはけっこうべたつく。まあそれもよし。

中国列車の旅は生の中国を感じさせてくれる

なんとか寝ようとする。すると突然足の間から人の顔が出てきた。座席がないやつが席のその下に寝ようというのだ。

もうどうにでもなれ。サノもあきらめる。あまりに疲れ切ったところで二人とも眠りに落ちていった。

やっとやっとの思いで西安に着いた。昼の2時だ。

古都西安は高い城壁に囲まれたおもむきある街だ。とりあえず明後日のチケットを押さえて、宿を取り寝よう!

それだけの思いだった。そして更に地獄が待っていた。

駅の集票所は人、人、人でごったがえし、何処で買ったらよいかわからん。とりあえず並んでみよう。番が来たら「外国人はあっち」と言う。上の外国人受付は閉まっていて、それっぽいところに並ぶとあっちに行け、あっちに行くと今日は売れない月曜日の朝来い、と言う。

西安で塾生注目!


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